石山武一著『あいきり ─元高校教諭による四万十川の環境生態学─』
2021.12.28
ライティングにて出版
並製 四六版
p.160 1000円(税別)
内容:
四万十川に息づく自然と、流域で暮らす人々の生活
四万十川流域で生まれ育った男の回顧録
日本最後の清流として知られている四万十川。その流域で生まれ育った著者の体験を交えながら、四万十川流域の文化等を紹介。また、著者自身の自伝(幼少期の体験、香川での教師時代など)と、特に教師時代にゆかりのあった金比羅宮や丸亀城なども紹介する。
タイトルの「あいきり」は、四万十川を住処とする魚の名前。たいへん大人しい性格であり、厳しい四万十川の気候のなかで生き延びる術を知っている賢い魚でもある。
「四万十川に興味を持ってくださった方々に、もっと四万十川の歴史や文化をお知らせしたい。そう思い、私の幼い頃からの体験談を中心に、四万十川のこと、その流域の文化を記すために筆を執ることに致しました。」 (本文より抜粋)
著者プロフィール:
高知県四万十市出身。東京理科大学理学部卒業。
大学卒業後は高校数学教諭として三十七年間教鞭を執った。