自分の経験を本にしたい人へ

自分の経験を本(小説など)に出版するまでの「流れ」をカンタンにご紹介

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「つらい苦労を、たくさん経験した」
「波瀾万丈の人生をおくってきた」
「数奇な運命をたどってきた」

という皆様。

だからこそ「それらの自分の経験を本にしたい」「小説などに文章化して出版したい」という意欲をお持ちなのだとおもいます。もし実現すれば、家族や友人が喜んでくれるだろう、書店に置けばベストセラーになるだろう、などの夢も膨らみます。

もちろん、それらは素晴らしいことです。
ぜひ実現していただきたいとおもいます。

でも。

「思いつき」「計画」の段階を越え、原稿を自分で書いたり、出版社をさがしたりして、書籍化を進めるのは、なかなか大変な作業です。

実際に自伝や小説として出版した人、友達や家族が読んでくれた人、書店でベストセラーになった人たちは、ほんの一部に限られてしまいます。多くの人は「出版」というゴールにたどりつけず、道半ば、志半ばで、あきらめてしまうのが現状です。

では、なぜあきらめた人達は、ゴールに辿りつけなかったのでしょうか。どこに失敗の原因があったのか?? ほかに成功できる道はなかったのか?? そこを明らかにしないと、いまこのページをご覧のみなさんも、自信をもってスタートできないですよね。

本を完成させた人
できなかった人

ここに、どのような違いがあるのか、出版前にじっくり研究しておくべきなのです。誤解をおそれずにいえば、みなさんの「体験」自体に大差はありません。波瀾万丈で、珍しく、面白い経験をたくさんしてきたはず。なのに最終的に出版できた人、できなかった人に、大別されてしまうのです。

このページでは、みなさまの「自分の経験を本にしたい」という純粋な思いを実現させるためには、どうすればいいか。平均的な価格、ライターや出版社の見つけ方、心がまえなどをふまえ、実行の手順に的を絞り、成功までの道筋を、できるだけわかりやすくお示しさせていただければと思います。


目次

  • 経験を本にするための「7つ」の成功法則
  • 成功法則①
出版までの平均的な価格帯を知ろう!
  • 成功法則② よき編集者、よき出版社をさがせ
  • 成功法則③ 効果的な販促方法を知れ!
  • 成功法則④ 本にしたいという強烈な「思い」をもとう
  • 成功法則⑤ 「誰に読んでもらいたいか」を検討しよう
  • 成功法則⑥ 執筆の「壁」を越えろ!
  • 成功法則⑦ 自慢話にならないよう工夫せよ!
  • 完成までの6つのステップ
  • 価格
  • よくある質問
  • まとめ
  • お申込・お問合せ



  • 経験を本にするための「7つ」の成功法則

    成功法則①
    出版までの平均的な価格帯を知ろう!

    実際にあなたの経験を本にして出版するには「2つの方法」があります。

    ① 印刷・出版費用はすべて「出版社」が負担する
    ② 印刷・出版費用はすべて「あなた」が負担する

    理想は①です。

    多くの方が①を希望されるとおもいます。しかし、です。申し訳ないですが、これはあなたが芸能人、スポーツ選手など有名人でないかぎり、なかなか実現は難しいので、ここでは説明を除外します。

    ②がみなさんの経験を本に出版するのに、もっともポピュラーな方法といえるでしょう。では、実際にいくらぐらいかかるのか。費用は上下幅が大きいです。取材・執筆・印刷・書店流通などをふくめますと70万円から260万円ぐらいかかります。

    以下、ご参考までに当社の料金表をご紹介させていただきます。

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    ちなみに、当社は、公的機関の基準にのっとり、出版業界の平均的な価格をご提案させていただいております。同じ内容で、当社の価格より「極端に安い」「極端に高い」場合は注意が必要かもしれません。「安かろう悪かろう」「平均価格よりも高額」の可能性があります。

    この費用をいかに捻出するかが、まず最初の「壁」です。
    「いくら費用がかかってもいい。売れれば印税で取り返せるから」

    この考え方は、あまりよくありません。

    さきほどの当社の価格表を参考に、おおよその金額とプランを決めておきましょう。無理のない予算設定が成功へのカギとなります。手元にお金がない場合は、コツコツ貯めていくか、分割払い(クレジットカード)を検討してみましょう。


    予算がまったく足りない!のであれば電子書籍を検討してみましょう。流通にともなう運送費、紙代、印刷代がかからない分、費用はおさえられます。ただし、デメリットはあります。紙の本であれば、書店で手にとってもらうチャンスがありますが、それはありません。

    つまり、販売機会をロスしてしまいますし、「電子書籍って自分だけでだせるんでしょ。出版社通してないよね」という感じで、読者から紙の本より低く見下されます。本のもつ権威がすこし薄れてしまうのです。

    ちなみに。

    電子書籍を検討するのであれば、販売先はアマゾン一択です。他の電子書籍販売サイトでは、売れ行きは期待できません。ほぼゼロといっていいでしょう。

    ただ、アマゾンの場合、Kindleなら登録から販売まで簡単にできるといわれていますが、実際にはそう簡単ではありません。ひとりでやろうとすると、挫折する確率は大きいです。多少の手数料を支払ってでも、専門会社に依頼を検討すべきでしょう。


    成功法則②
    よき編集者、よき出版社をさがせ

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    ネットで地元の出版社を検索してみてください。
    すると、「とりあえずメール、電話ご相談ください」という会社がほとんどです(笑)

    電話番号やメールアドレスのみ記載されており、おおよその見積金額、その後の流れ、どういった担当者&ライターが対応してくれるのか、という基本的なことすらわかりません。

    なぜ、みなさまの地元に、信頼できる優秀な出版社がないのでしょうか。それは出版社の8割が、東京近郊に集中しているからです。出版は情報産業ですから、首都近郊に集中するのは仕方ないことなのかもしれません。

    それでも、多少でも地元や東京の大手出版など、気になった出版社があれば、何社か問い合わせてみましょう。残念ながら

    「とりあえず原稿を書いてもってきてください」
    「とりあえず契約書にサインしてください」

    と予算を大幅に上回る金額を提示されたり、何度も何度もしつこいほど、営業マンが契約をせまるという目にあったという話をよく耳にしますが。。

    ああ、もう出版はダメなのかな。
    夢は夢で終わるのかなという思いを抱かれたかたも実際には多いと思います。

    あなたの話を取親身に聞き、それを読みやすい形に文章化し、正確できれいな印刷の形にしあげてくれる出版社がみつかれば、あなたの本の出版は、もう成功したようなものです。

    でも、実際にはなかなかみつからない。。。

    このページ閲覧中のみなさまは大丈夫です。当社は執筆代行専門会社であり、出版社です。執筆自体を依頼することができ、できた原稿をそのまま、印刷、出版までできるワンストップサービスをご用意しております。

    また、日本自費出版ネットワークに所属し、そのアドバイザー資格を取得した有資格者です。
    そのため、無理な営業、契約をせまることはなく、公平かつ適切な価格やプランで適正なお客様対応をすることができます。

    さきほど例にあげた出版社さんのすべてがよくない業者であるというつもりはありません。すくなくとも、公的な協会に属しているのか、適切な資格を取得しているのか、のチェックは必要です。


    成功法則③
    効果的な販促方法を知れ!

    「自分の経験を書いた本」を家族や友人知人、など周囲の人に読んでもらう場合、アマゾンや、書店で販売してもらう必要はありません。

    ただし、できるだけ多くの人に読んでもらいたい、むりかもしれないがベストセラーを狙ってみたい、などの理由をおもちの方は、書店販売をする必要があります。その場合は、注意が必要です。

    もっともよくないのは、いきなり大量部数を印刷すること。とにかく大量に印刷して、大量に書店の店頭に置けば、たくさんの人の目にとまり、売れるはずだ、と。

    先述したとおり、それは一部の有名人だけが可能なストーリーです。有名人の自伝なら、いきなり10万部印刷して、全国のすべての書店に置く、という戦略も有効かもしれません。ですが、わたしたち一般人は、別の戦略をとらねばなりません。

    書店販売を希望される多くのお客様の印刷部数は平均300部〜1000部となります。その場合の販売戦略は、以下のようになります。できれば以下の順番で実行していくのがベターでしょう。

    プレスリリース
    新聞広告
    書店へのFAX送信
    アマゾンキャンペーン
    SNS広告

    プレスリリース
    プレスリリースとは、新聞社・テレビ局・雑誌社などに「わたしの本が出版されましたよ」とお伝えすることです。うまくいけば、マスメディアがあなたの本を無料で紹介してくれます。もちろん、自分で地元の新聞社やテレビ局に手紙を書いたり、本を郵送したりという方法もあります。プレスリリースを効果的に行うには、専門会社をつかうのがベストです。

    新聞広告
    いまどき新聞を読んでいる人はいるの? そもそも新聞が読まれていないのに、その新聞を読んで本を買おうとする人っているの? と否定するのはよくありません。なぜ新聞広告が有効なのか、といいますと、書店員さんが仕入れを検討するとき、新聞広告のあるなしで、仕入れ部数を決定するからです。書店員さんの反応。「おっ。この本は新聞広告にも出ていたな20部ほど仕入れておこう」「新聞広告なし、だな。3部ほどでいいか」という具合に大きな差がでてくるのです。

    FAX送信
    書店員さんに知らせる方法は、新聞広告だけではありません。もっと直接的な方法があります。FAX送信です。そもそも書店に置いてもらわないと、読者の目にとまりません。手に取ってもらってパラパラと数ページめくり、面白そうだなと思われれば買ってもらえるわけです。じつは書店はアナログの世界。デジタルではありません。本の仕入れ注文を、パソコンからではなく、FAXでおこなう書店は意外におおいのです。FAXチラシの下に、簡単な注文欄を設けておきます。そこに書店名と、冊数だけを記入して返送してもらいます。かんたんで有効な方法です。

    アマゾンキャンペーン
    アマゾンは売上を公表していません。推計ですが、おおよそ実売数の半分はアマゾンです。1万部なら、5000部はアマゾンの販売なのです。いま、もっとも影響力の高い書店だといえるでしょう。アマゾンにできるだけたくさん仕入れてもらうのが、ベストセラーへの近道なのです。では実際にどうするか。予約注文をできるだけ多くとりつけることです。販売前に周囲の人に、アマゾンで「予約注文して」とお願いにまわるのです。これをアマゾンキャンペーンといいます。メール、SNS、電話なんでもかまいません。とはいえ、周囲に面倒な作業をお願いするわけですから、特典を用意しておくようにしましょう。

    SNS広告
    アマゾンキャンペーンを補完する方法です。ご自身でTwitterやFacebookのアカウントをもっているのであれば、DMなどを活用し、フォロワーの方すべてに、お知らせします。もっていない場合、専門会社が行うサービスがありますので、活用を検討してもいいでしょう。専門会社は、読書好きなフォロワーのリストなどをもっています。そのリストに対して広報していくので、有効な方法です。一般読者の目に直接目にとまる方法としては、安価で、コストパフォーマンスのよい方法です。

    以上、それぞれの方法は、単体で行うだけでいいのではありません。できるだけたくさんの方法にとりくんでください。それぞれが相乗効果を発揮するはずです。そうすることによって「販売の壁」は取り払われていくことでしょう。

    ちなみに。

    みなさんが出版を検討する会社に、上記のうちどのような方法をつかって実際に広報をする予定のか、尋ねてみてください。曖昧な返事しかないと要注意です。

    まず、それぞれがオプションとして設定されているかを確認してみてください。さらにその単価が明確に設定されていれば、販売に対して積極的なサービス会社といえるでしょう。ない場合は、検討リストから除外することをおすすめします。


    成功法則④
    本にしたいという強烈な「思い」をもとう

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    費用、いい出版社の見つけ方、販売方法など「自分の経験を本にする」ための実現方法をおおまかに把握していただけたのではないでしょうか。

    ここで、一番大切なことを述べておきたいと思います。心の問題です。「なぜ本にしたいか」というあなたの根本的な「思い」「理由」に気付くことです。そして、ぜったいに書きたい、ぜったいに出版したい。本を出せば私のこれまでの人生が報われる。それぐらいの強烈な「思い」に進化させてほしいのです。

    逆に。

    「"あなたの体験はおもしろいから本を出してみたら"と友達にすすめられた」という理由では、弱いです。もちろん、そのようなアドバイスは「きっかけ」としてはいいかもしれません。でもそれだけでは、成功する確率は低いです。

    なぜでしょうか。
    学生時代の経験を思い出してください。

    「友人の○○には負けたくない」
    「次回の対抗戦には、レギュラー出場したい」
    「○○高校に合格したい」

    学生時代の夢、目標はなんと強烈だったことでしょうか。
    だからこそ、かなえられた、目標に近づけたのではないでしょうか。

    出版の世界も同じです。後述するように、一冊分の執筆量は膨大です。マラソン競技のごとく、ねばりと体力が必要になります。強烈な思いこそが、さいごまでやり抜く原動力となるのです。

    先述したように「友人に出版をすすめられたから」という動機は、たしかに弱いです。でも、きっかけとしては上出来です。それを手綱として、あなたの理想、本当の決意、覚悟というレベルまで固めていく作業が必要なのです。それではさっそく、その方法をお教えしていきます。


    成功法則⑤
    「誰に読んでもらいたいか」を検討しよう

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     その具体的な方法とは何か。
    「"誰"に読んでもらいたいか」を考えるのです。

    あなたの書いた文章を、できあがった本を「誰に」読んでほしいのか、それをいったん立ち止まって、考えていただきたいのです。

    当社では皆様のような自伝、自叙伝、自分史の代筆&出版をたくさんお手伝いさせていただきました。現在も全国からのご要望におこたえするため、日夜取材、執筆に東奔西走しております。その全員に、取材をはじめる際「この本を誰に読んでもらいたいですか」と同じ質問をさせていただいております。

    よくない答えの例を挙げてみます。
    「できるだけたくさんの人です」
    「誰かはわからないが、とにかく読んでほしい」

    以下は、よい答えの例です。
    「私の妻です」
    「私の息子です」
    「会社の従業員達です」
    「同業者の方々です」

    もうおわかりですね。誰につたえたいのか、という問いは「読者は誰ですか」という問いと同じ。マーケティング(販売戦略)の基本です。

    書店販売されている本で考えてみましょう。
    「高校生向けの参考書」
    「男性ビジネスマン向けの本」
    「主婦向けの本」

    年齢、性別、職業がかなり明確になっています。しぼりこまれています。読者がはっきりしていないと、その本は売れません。当然です。読者がはっきりしない本は、そもそも作られない、販売されないのです。「誰に」がいくら考えても、思いつかないとしたら、出版は諦めたほうがいいでしょう。

    このようにお伝えすると次のような反論があるでしょう。

    「○○という芸能人の書いた自伝は、100万部のベストセラーになっているぞ」
    「その本は性別、年齢、職業、に関係なく幅広い世代に読まれた」
    「大型書店で、たくさん陳列されれば売れるはずだ」
    それは、一部の芸能人、有名人だけに許された特異な例であり、例外中の例外です。
    実際はどうか。その影で、まったく売れなかった自伝自叙伝が、星の数ほどあり、ひっそりと焼却場へいく本がほとんどです。確率でいうと宝くじで1000万円ぐらいの金額を当選させるのと同じぐらいの確率でしょう。まったくないとはいえないが、かなり低い確率と同じ。。。。。

    あなたが本を出して、一番読んでもらいたい相手は誰ですか。一人でいいです。もちろん、複数人でもかまいませんが、とりあえず、たった一人でいいのです。まっさきに「あなたの頭のなかで浮かんできた人」が、その人です。

    その人が、あなたの本を読んでくれて、心の底から感動してくれたところを想像してみてください。じわーっと幸せな気持ちになってくるはずです。

    あなたが人生をかけて得た体験、教訓、それが「一番伝えたい人」に伝わった。これ以上の喜びがあるでしょうか。これ以上の幸せがあるでしょうか。

    幸か不幸か、お釈迦さんも、キリストも「ほんとうの思い」を書物に残せませんでした。彼らに代わりその弟子が、その言葉をできるだけ忠実に文章にして書き起こしていったわけです。ただ、間接的であり「聞いた話」になってしまいました。

    それがいらぬ誤解を生みました。宗教戦争に発展してしまいました。歴史が証明しています。みなさんが、伝えたい本当の思いが直接「生の言葉」として後世に残る、というのはお釈迦さんやキリスト以上に、ほんとうに尊いことなのです。

    これが出版の目的です。多くを望んではいけません。たった一人でも自分の思いを受け止める人がいてくれたらいい。その人に向けて、あなたのストレートな思いを、全力で伝える、書くのです。


    成功法則⑥
    執筆の「壁」を越えろ

    みなさまが本を出版するまでには、いくつかの「壁」があります。「壁」を突破していかなくては、出版というゴールに辿り着くことはできません。その「壁」を突破するための方法として、これまでいくつかの方法をご紹介させていただきました。

    この項では、もっとも困難な「壁」をご紹介します。
    「執筆の壁」です。

    文章を書くのって本当に「難しい」です。あなたが、鉛筆を持って、原稿用紙にむかった記憶はいつの頃でしょうか。学生時代の読書感想文、課題などのレポートの、数百字、数千字すらたいへんだったのではないでしょうか。

    あなたの体験を一冊の本にする分量としては、字数として、すくなくとも3万字。多くて10万字以上は必要になります。10万字だと原稿用紙換算で250枚。考えるだけでぞっとしませんか。あまりに大量のため、とても書けない、無理だ、とあきらめざるをえません。

    ところが。

    読者が決まると、書けちゃうのです。
    読者が決まらないと、書けないのです。

    そういうものです。

    あなたは船乗りです。船長として、大海原に旅立ちます。なんの準備もなく、出港したらあっというまに遭難しておわりです。ところが素人でも遭難せず、目的地にたどりつける方法があります。それはコンパスと地図をもつこと。これさえあれば、迷いません。ひたすら決められた方向を忠実に目指しさえすれば、到達できるはずです。かの有名なコロンブスがアメリカ大陸に上陸するという世紀の大発見を成し遂げた、じつに単純な方法ですね。

    めざすべき方向が定まれば、たとえ10万字という「大航海」であっても、指針がぶれないので書き続けることができるのです。

    理屈はわかった。でも自分は書く才能がない。書く自身がない。そういった人は多いかとおもいます。その場合の方法をお教えします。

    書くのではなく「話す」という方法をつかいます。

    あなたは友人知人と話をする機会はあるはずです。カフェやレストランで1〜2時間ぐらい話し込むときもあるでしょう。居酒屋でしたら、2〜3時間、話しこんだりします。その会話の文字量は、1時間で2万字ほどに達するといいます。3〜4時間話せば、6万字。本になる文字量を達成できます。

    それを録音しておき、文字起こしすれば完成です。(笑)つまり、仮想の読者を話し相手にして、数時間話せば、本ができるという計算になるのです。

    余談ですが。

    会社の朝礼で、話をせよ。
    おめでたい席で挨拶をしろ。

    こういったケースの場合、口をもごもごさせて、うまくしゃべれません。話すことを考えただけで、赤面する人は多いでしょう。前もって文章をつくって用意しておくのがベストですが、それさえも対象がはっきりしないから、うまく書けません。マス(大勢)を対象とするからなのです。

    書き言葉と、話し言葉は基本同じです。話しやすい環境だと、だれでも話すことは簡単です。あとはそれを文字化するだけ、文章化するだけ、なのです。


    自分の経験を本にする成功法則⑦  自慢話にならないよう工夫しろ!

    自分の経験を本にする場合、文章表現には、注意が必要です。ただの自慢話というように受け取られてしまうからです。ありがちな例を挙げておきます。

    「○○という地元では有名な旧家に生まれた」
    「先祖をさかのぼると源氏であるという家系図がある」
    「○○という難関校にトップ合格した」
    「○○のコンテストで優勝した」
    「○○という一流企業に就職した」
    「○○という新商品を開発し、大ヒットとなった」
    「○○という難しい資格を取得した」

    もちろん、自伝自叙伝ですから自慢話を盛り込むこと自体はことは悪くありません。ただ、書き方、紹介の仕方、文章表現の方法として「普遍性」「一般性」を加味しておかねばならないので、それをご説明します。

    「○○という新商品を開発し、大ヒットとなった」
    ↓  ↓  ↓  ↓
    「○○という新商品を開発し、大ヒットとなった。それは当時チームリーダーであった私の指示のもとに、部下が忠実に実行部隊として動いてくれ、チームが一丸と結果だ。スタッフ全員に感謝している」

    「先祖をさかのぼると源氏であるという家系図がある」
    ↓  ↓  ↓  ↓
    「わたしの先祖をさかのぼると○○という公家になる。昔の家系図など、真贋は不明だ。本当かどうかわからない。ただ、ご先祖に偉い人がいたという、旧家の名に恥じぬようという、ぜったに諦めないというプライドをもって、人生のあらゆる難局にとりくめたという意味では、プラスに働いたのではないだろうか」

    いかがでしょうか。

    なにか自慢のエピソードを紹介したあとには、その感想、背景を「一般的」に受け入れられやすい一言を添えて説明としておく。できれば、その自慢話から学んだこと、教訓とする。すると、読み手に「客観性」をもってつたえることになり、単なる自慢話ではなくなります。面白い話、役に立つ話として、読んでもらえるのです。

    どうでしょうか。本人が自分のことを客観的な立場になって書く。それが自伝であり自叙伝であり、本というものの、あるべき姿なのだと思います。

    完成までの「6つのステップ」

    第1ステップ 「問い合わせ、お申し込み」

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    1. 御電話(075-467-8500)
    2. お問い合わせフォーム(ページ最下部)
    3. のいずれかの方法で、ご連絡ください。

      「お住まいの地域」
      「文字数」「冊数(印刷・自費出版までご希望の場合)」の3点をお教えいただけましたら、すぐに見積書を制作いたします。

    第2ステップ 「見積書の制作、ご契約」

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    見積もり書の内容に、ご納得いただけましたら、担当者がみなさまのところに、直接お伺いする打合せ日程の調整をします。


    当日はとくに必要なものはありません。

    疑問点や、ご要望などをお聞かせください。


    ご質問やご相談に、納得いくまでお応えします。


    そのプロセスをへてご契約となります。お打ち合わせの費用は、無料です。


    第3ステップ 「取材・執筆」

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    お客様のご自宅にお伺いし、スタッフが取材をいたします。


    取材内容や、ご提供いただいた資料などをもとに、ライターが執筆をします。


    ライターが書いた原稿に、お客様がお話した経験、体験がきっちりと書き込まれているか、その表現方法は適切かどうか、担当者がチェックをした後、お客様に「仮原稿」のご提出をいたします。


    納期は、取材日から3ヶ月後となります。


    ※3ヶ月以内をご希望の場合、応相談。「特急案件」として執筆可能。


    第4ステップ 「校正」

    pict4.jpg

    お客様に「仮原稿」をご提出します。


    事実の誤り、微妙なニュアンスの違いなど、校正紙をじっくり読み込んだ上で、ご指摘いただけます。


    担当スタッフはそれをもとに修正作業に入らせていただきます。


    お客様は「修正点」がなおっているかどうか、最終確認できますので、合計2回、校正をいただくことができます。


    なお、同時に、当社の社内校正者が、お客様にお願いするチェック(初校、最終校)のほか、内容の事実確認や文法の誤り、誤字脱字など、複数人で校正作業をします。


    また、この段階で、写真や図版の挿入、表紙デザインの決定なども同時におこないます。


    ※オリジナルの挿絵をご用意することもできます。

    ※表紙デザイン(装幀)は、お客様のご要望に沿ったデザイン案をご提案します。


    第5ステップ 「印刷・製本」

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    原稿が仕上がれば、そのデータを弊社提携の印刷工場に入稿。

    印刷・製本を経て、本が完成します。


    完成後速やかに、お客様のお手元にお届けします。

    できあがった本を手にする喜びは、格別のものがあるはずです。


    第6ステップ 「書店販売」

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    書店販売をご希望の場合、全国の書店に配本します。

    100坪以上の、大型書店が中心になります。


    ネット上では、amazon や紀伊國屋書店、三省堂、楽天ブックスをはじめとする主要ネット書店で販売します。

    価格

    jiden-kakaku1.jpg費用は、文字数と取材回数に比例します。各コースには割引料金が設定されています。なお、ご予算がおありの場合、ご相談くださいませ。※交通費は実費精算。


    よくある質問

    • はい。取材で、内容を詳しくお教えください。
       その後、録音データを繰り返し聞き込み、お客様のお気持ちにできるだけ近づいてから、執筆いたします。

    • 本文に入れたい写真や資料などがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。
       可能な限りすべて、編集時に挿入していきます。

    • 具体的なご要望がございましたら、ぜひお聞かせください。
       デザイナーと相談し、ご希望に沿ったデザインをご提案します。

    • ぜひ、じっくりとご検討ください。ご納得いただけるまで、何度でもご質問にお答えいたします。
       ただし面談をご希望の場合は、恐れ入りますが交通費等をご請求させていただきます。

    • およそ5〜6カ月です。本の内容や、原稿の有無によって変動します。
       また、特急プランもございますので、担当者にご相談ください。

    • おまかせください。ライティングには介護福祉士の資格を持ち、高齢者福祉分野にも詳しいゴーストライターがおり、高齢者のお話を聞くのは大得意です。
       可能であればご家族に同席していただき、ご本人の記憶を辿る旅をサポートしていただけましたら幸いです。

    • 本1冊分に必要な取材時間は、約6時間です。
      「1日で6時間話して終わらせる」「2時間の取材を3日に分けて行う」など、お客様のご都合やご体調に合わせて対応いたします。
       緊張せず、雑談するようなお気持ちで、気軽にお話しください。



    まとめ

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    いかがでしたでしょうか。

    自分の人生経験を書籍化するまでは、たくさんの壁があり、それらを一つひとつ乗り越えていかねばならないことがおわかりいただけたかと思います。

    その壁があまりに大きいこと。
    その壁をあなたと一緒に乗り越えてくれる編集者・ライターが少ないこと
    出版社から納得できる価格やプランが提示されなかった

    などの理由により、書籍化を断念される人がなんと多いことでしょうか。

    ここまで読んでくださった皆様にはそういった思いをしていただきたくありません。
    当社のHPにであい、最後まで読んでいただけた皆様とは、なにかのご縁があるのかもしれません。ぜひ下記のフォームや御電話から、直接ご連絡くださいませ。

    親身に対応させていただきます。

    書籍の体裁、ご予算などのご希望をヒアリングさせていただいたうえで、お客様一人ひとりに最適なプランを作成し、ご提案させていただきます。

    なお、小説執筆をご希望の方は、当社運営別サイト「ゴーストライターによる小説代筆代行のご依頼なら」にてさらに詳しくご説明をしておきます。ご覧ください。

    さいごに一言。

    本作りで、大切なのは、何でしょうか。
    いい紙をつかうことでしょうか。
    よい印刷機で印刷することでしょうか。
    有名な出版社に手がけてもらうことでしょうか。
    ちがいますね。

    本作りの肝は、文章です。
    いくら他の要素がよくても、文章がよくないとよい本とはいえません。

    当社は日本で数少ないゴーストライターの執筆代行会社です。
    これまでの知識や経験をもって、お客様の本作りに全力でお手伝いし、本を出版する喜びを感じていただきたいと願っています。

    (ページ執筆者・高木伸浩)


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