９月１４日に、弊社より「奇跡のいのち」船越千春・宏明著が発売されます。これはhttp://www.publishing-house.jp/example/にもあるように、骨肉腫とよばれる骨のガンにかかった女の子・菜瑠美ちゃんの闘病記です。くしくも菜瑠美ちゃんは昨年、亡くなりましたが、病気が治ったらこの記録を本にして出したいという希望をご両親がかなえられました。この本が、同じ病気の子ども達を多く救っていくことになるのではないかと、期待しています。

ある本を読むと、その冒頭につぎのような意味のことが書かれていました。「この本は、本来、不特定多数の方々にお知らせすべきようなことではない。だから、自費出版して、必要な方々だけに手渡しで、お売りしていました...。しかし、時期が来て、もうこの本を世に出していいだろうと判断し、大手出版から発売し、いまに至りました」。自費出版は、商業出版よりもランクが下になる――と考える人がいます。商業出版でも、つまらない本はたくさんありますし、自費出版でもよい本はたくさんあります。どちらにせよ、「この本が世の中に人の役にたちますよう」というような思いをもって、出版することが大切なのではないでしょうか。格言。本は本の上に本を作らず、本の下に本を作らず。

先週、金曜日、土曜日と舞鶴のお客様のところ（ジェルトロンという驚くべき製品を生み出された会社）に、取材に行って参りました。弊社のお客様で多いのは、弊社ライターによる執筆からのご依頼が多いことでしょうか。朝早くからの取材には前泊し、移動疲れなどをないようにし、体調を万全に整えた上で、のぞんでいます。