今日の一言 私達は、何も知らないんです!!
2014/04/09
いまは、桜の季節です。
ですが、桜とともに、ほぼ同時期に北上してくる生き物があるって、知ってました??
それは、ツバメです。
厳密には、桜前線よりも1〜2週間早いのですが、まあ、ほぼ同時期といってよいでしょう。写真は、私の実家の横のパン屋さんの軒下にいる、ツガイのつばめ。昨日撮影しました。あ〜。かわいい!!
日本に来るツバメは、ほとんどが、マレー半島やフィリピン諸島から、のものだそうです。あんな小さい身体で、いったいなぜ、どうやって、飛んでくるのか、日頃みていて親しい生物でも、よくよく考えてみれば、なぞだらけ、なんですよね。
ところで...。
人間って、言葉によって安心してしまうところがあります。
鳥が飛んでいるとします。
何の鳥か、わからないと、不安ですし、知りたいと思います。
そこで誰かが「あれはツバメだ」と教えてくれたとします。
すると「な〜んだ。ツバメか!」と思ってしまうんですね。
「な〜んだ」って??!!
そういうあなたは、ツバメの何を知っているのですか??
渡り鳥のときの、一日の巡航距離は、300kmって、知ってました??
そのとき、地図もないのに、どうして道に迷わないのでしょうか??
毎年、同じ巣に戻ってくるのは、どうしてでしょうか?
群れで渡ってくるのか、一羽ずつ渡ってくるか??
ヒナが巣から落ちてきて、かわいそうと思って、飼おうと思っても、できないって知ってました??
下の写真のような毛の色をしているって、知ってました?
ほら。
何にも知らないでしょう (^o^)
私達は「ツバメ」という言葉を知っていたら、全部を知っているような気になってしまう。でもそれは間違いなんですね。
ツバメひとつとっても、人間というのは、何も知らないわけですから、自然に対して、つねに謙虚であるべきだと思うのです。
子どものとき、ツバメを眺めていて、思うような純粋な気持ち。
そういう気持ちをいつまでも、何歳になっても、持ち続けていたい──
とつよ〜く、思います!! (^_-)