今日の一言 脳の仕組み

2012/03/16

校正(直し)が全て終わって、印刷データが完成することを校了といいます。本日、1冊の本がめでたく校了いたしました。しかし嬉しいのと怖いのと、半分半分というのがこの業界の人の気持ちというものでしょう。もちろん、データにはミスがないよう、チェックにチェックを重ねております。しかし、どうしてもミスはつきものなのです。人間の脳には「ないものを補う」というとんでもない能力があります。ご存じですか。たとえば「ライテング」となっていると「ライティング」というように勝手に脳が「ィ」を補ってしまうので、校了時に何万字の字数と格闘していると、見落としてしまうというわけです。これを防ぐには。そうです。人海戦術しかありません(笑)。



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