今日の一言 ハリウッド式ライティングを学ぼう 神話の法則

2016/03/23

長年、ベストセラーになる書籍、ヒットする映画の脚本には共通項があると言われてきました。その共通項を論理的にていねいに説明した本があります。「神話の法則」です。

当社のお客様で「神話の法則」を研究されている方がいらっしゃいますので、東京出張の折、セミナーに出席して勉強してきました。

セミナーでは「アナと雪の女王」「ビリギャル」を題材に、なぜこれらの作品がヒットしたのかの構造的秘密を教えてもらいました。お聞きすると「やはり...」と納得することばかり。目から鱗が落ちる思いがしました。

簡単にいいますと...。

さいしょは、主人公は、ふつうの日常生活を送っています。

ところがあるひ、その日常から、主人公が抜け出さねばならない「何かの目的」が、もたらされ、主人公は、その日常から旅立つことになります。

目的を達成しようと、主人公はがんばります。でも一筋縄ではいきません。ですが、新しい友達、あたらしい技術や武器、を手に入れた主人公は、これまでの偏見のあった価値観を捨て、「最大の敵」と戦い、目的を果たすのです。

目的を果たした主人公は、また「別の世界」へと旅立つのでした──

という感じでしょうか。

たいていのハリウッド映画やディズニー映画はこのパターンであり、いまでは古いと言われている手法かもしれません。しかし、一刀両断に、古いと切り捨てるのではなく、知っておいた上で、新しい方法を模索していくべきだと思います。

興味のある方は、「神話の法則」の翻訳本があります。
アマゾンで中古でしか手に入らないと思います。
あれば、即買ですね!

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セミナールームは、居心地のよいすてきなところでした。



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