K塾という大手予備校の国語科のエラーイ先生とお仕事をさせていただいたとき、いろいろと面白いお話をお聞きしました。ひとつは国語辞典の作られ方です。まず、出版社は、東大の先生など学会のトップの先生に依頼します。それから、その東大の先生は、「あなたは『あ』を担当してください」「おまえは『い』だ」というふうに弟子である地方大学の教授たちに、仕事を割り振ります。その大学の教授たちは、さらに助手や大学院生に、仕事を割り振ります。ちょっと、ショックでしたか。こんな話。「小学生のとき、辞書が好きだったのに」。なんだか、国からの工事の発注を請け負う、大手ゼネコンみたいでしょ。ライティング株式会社のブログのほうに、また、詳しく書こうと思っています。